JOES Davos Next 2023の振り返りとして、前回のJOES理事長綿引宏行インタビューに続いて、今回は運営委員からのコメントをご紹介します。
11月19日(日本時間)の交流会で全日程を終了したJOES Davos Next 2023。JOESには、参加した子どもたち、保護者やファシリテーターからの声が続々と届いています。2回目にあたる今年は、アフリカ現地校の子どもたちに参加を呼びかけたり、基調講演の時間を日本時間夕方に設定したり、ディスカッションの進め方を深めるなどの、新しい試みがいくつかありました。それを受けて、JOES Davos Nextは、2024年に向けてさらに進化していきます。JOES Davos Nextを生み、育ててきたJOESの綿引宏行理事長に、今年のイベントを振り返って話を聞きました。
JOES Davos Next 2023パート2のグループワークセッションが順調に進んで参りました。約2カ月の間に合計4回、のべ8時間にわたってオンラインで顔を合わせて語り合ってきた子どもたち。回を重ねるたびにグループの雰囲気は柔らかくなり、ディスカッションは活発になっていきました。いくつかのグループの様子をご紹介します。
阪口秀博士の基調講演によって、海と環境への興味と問題意識を刺激された子どもたち。9月から、世界各地をオンライン会議システムでつないだグループワークが始まっています。第1回、第2回のミーティングの様子をちょっと覗いてみました。
9月7日の阪口秀博士の基調講演を視聴した世界各地の子どもたちによるグループワークが始まっています。参加者がそれぞれ選択したテーマごとに5~6人の小人数のグループをつくり、調査とディスカッションを進めていきます。グループワークには、アフリカの子どもたちも参加しています。これは、「いつかJOES Davos Nextを、世界中の子どもたちが参加するディスカッションイベントに育てたい」というJOES理事長綿引の夢につながる大きな第一歩でもあります。
いよいよ今年のJOES Davos Nextがはじまりました。皮切りとなる基調講演の講師は、公益財団法人笹川平和財団 海洋政策研究所所長の阪口秀博士。テーマは「海の今と未来を考えよう」。食卓に並ぶシーフードを起点に、それらが採れる環境、漁獲までの人々の仕事、自然とのバランス、環境保護・保全、守る海・楽しむ海、と様々な視点で海の問題を解き明かし、私たちと海のつながりについて考えていきます。Part2のグループワークの出発点となる内容です。
JOES Davos Nextは世界各地に住む子どもたちが世界的な課題の解決を目指して仲間たちとディスカッションする学びの場です。海外子女教育振興財団(JOES)が世界中の子どもたちをつないでJOES Davos Nextを実施します。