カナダで生まれ、小・中学生の頃にはベトナムのホーチミンで暮らした経験があり、国際的に豊かなバックグラウンドを持つ早稲田大学の山下遥さん。大学では女子陸上ホッケー部に所属しながら早稲田大学 ICC(異文化交流センター)の学生スタッフとしても活動するなど、やりたいことはすべて挑戦するのがモットーだ。しかし、ベトナム生活を経験するまでは消極的な性格だったと話す。ポジティブな彼女のルーツに迫った。
「僕ね、いつも社会の不条理に怒っています。憤りが行動の原動力です」そう言う牧紳太郎さんは、快活でよく笑い、大きな声で話し、最新式のコンポストシステムを自慢し、こちらの話には「そうそう! それ!」と相槌を打ち、その場の空気をパッと明るくする人だ。時折「ちょっと図々しかったかなぁ」などと、照れながら気を配る。決して攻撃的な性格には見えない。
音楽の国ドイツに生まれ、音楽家の両親のもとで育った田中玲奈さん。帰国後中学の吹奏楽部でフルートを演奏し、アンサンブルが作り出す世界に魅せられた。そして日本、ドイツで研さんを積み、数々のコンクールで輝かしい成績をおさめることになる。 現在は大阪フィルハーモニー交響楽団の首席フルート奏者として活躍している。
幼少期から関心を寄せる日本史について独自の研究を重ね、近年はそのオリジナリティの高さと解説のわかりやすさから「古文書ハンター」としてメディアでも取り上げられてきた秀丈瑠さん。秀さんは上海のアメリカンスクールに通っていた経験を持ち、そこで現在の研究にも通じる大切な学びを得たという。今回、古文書を解読する魅力や海外経験で身につけた価値観について話を聞いた。
映像ディレクターの伊藤大地さん。1991年メキシコ・ゲレロ州タスコで生まれ、2歳半で愛知県長久手町(現、長久手市)に帰国、中学からは兵庫県三田市で育つ。アメリカ・ニューオリンズでアート業界の現場にふれ、帰国後は映像制作会社で実務経験を積んで2021年独立した。現在は仲間と一緒に富山県利賀村坂上地区の祭をテーマにしたドキュメンタリー映画を製作中。
現在、海外子女教育振興財団とともに日本人学校の英語教育プログラムの開発に取り組む池田 真さん。ブラジル・サンパウロに生まれ 5歳まで育つ。帰国後、東京の公立小学校へ。中1の夏に再びサンパウロへ引っ越し、サンパウロ日本人学校中学部に通う。
神奈川県横浜市でインターナショナルスクールを運営する甲斐 実(かい みのる)さんは、20代の頃、ワーキングホリデーやバックパッカーの旅を通して、アメリカ、カナダ、オーストラリアでの長期滞在を経験した。そこで身につけた「グローバル感覚」や「探究心」を日本の子どもたちに伝えたいという強い思いがあるという。甲斐さんが思い描く理想のグローバル教育について聞いた。
小学生時代をアメリカで過ごしたことから、アメリカや英語が大好きになった、柏木杏さん。帰国後も英語を学び続け、高校1年の時にアメリカへの留学プログラムに応募した。しかし、弱視を理由に選考対象から外されてしまう。このことをきっかけにアメリカの大学を目指すようになる。柏木さんに目のハンデのことやアメリカでの大学生活ついて話してもらった。
現在川崎市で「新しい福祉」を展開している佐藤典雅さん。福祉とは縁がなくBSジャパン、ヤフージャパン、東京ガールズコレクションなどでプロデューサーをしていた。そんな経歴を持つ佐藤さんに福祉のことや長男のがっちゃん(楽音〈がくと〉/GAKUさん)のことを話してもらった。佐藤さんが代表を務めるアイムは4年連続でかながわ福祉サービス大賞を受賞している。