2011年からシンガポール、2018年からタイ、2021年から再びシンガポール、そして2024年からアメリカ・ニューヨークで駐在生活を続けている、永井ファミリー。啓太さん、和代さん夫妻が日本への帰国を意識しながらも海外移動を重ねる中で心がけてきたことや、今年チアダンスで全米大会(ナショナルズ)に出場した姉妹、現在中学校2年の茉名さんと小学校4年の咲くらさんに勉強や課外活動について、話を聞いた。
イギリス在住の山本佳奈さん。父親の駐在により幼少期をドイツとイギリスで過ごし、小学校6年生で帰国。日本の大学を卒業後、大手企業勤務を経て、ロンドン大学ゴールドスミス大学院にて心理学を専攻し、卒業したばかり。中学受験での帰国、日本の中高時代での苦労や再渡英に至るまで、大学院での研究内容などについて、話を聞いた。
2018年から2年半をドイツ・デュッセルドルフで、2023年から2025年をアメリカ・オハイオ州で過ごした諸石ファミリー。夫婦ともに剣道高段者で、ドイツでもアメリカでも剣道クラブに所属し、貢献してきた。海外2カ国駐在を経験した大揮さんが感じたこと、元小学校教員の智里さんが海外の教育に関して気がついたことなどについて、話を聞いた。
アメリカ・ジョージア州に暮らす降矢ファミリー。1度目のジョージア州駐在中にアメリカで生まれた長女の望空(みそら)さんと次女の夏希(なつき)さん、その後、帰国して日本で生まれた三女の瑚々(ここ)さん。それぞれ小学校5年、小学校2年、小学校1年生まで日本で学校生活を送ったのち、2016年から3年間をインディアナ州、2019年から2年間をオハイオ州で過ごし、2021年から再びジョージア州での駐在に同行している。母子帰国を選ばずに「スライド異動」(海外駐在から帰国を挟まずにまた別の海外に駐在すること)に同行
日本で妊娠、出産、育児を経験したアメリカ人のアリシアさんと、夫の駐在同行中にアメリカでその経験をしている絢子さんとしおりさん。3人に座談会形式で語り合ってもらった。
前記事(2025年3月17日公開)で話を聞いた高政マリアさんの長女の恵理佳さん(表紙写真左から2人目)と次男の航さん(表紙右から2人目)。日系2世としてアメリカで生まれ育ちながら、日本語補習授業校に通い、大学時には二人とも宣教師として1年半を日本で生活した。現在、恵理佳さんは小学校教員を育休中、航さんはオハイオ州で日系企業に勤めている。アメリカで日本語や日本文化を学ぶ中でアイデンティティとどのように向き合ってきたのか、現在の生活や将来のことなどについて、話を聞いた。
アメリカ・オハイオ州に暮らす高政マリアさん(メイン写真:赤の半被姿)。東京に生まれ、高校2年時にアメリカ・カリフォルニア州に留学。その後アメリカで進学、結婚し、男女3人ずつ6人の子を育てながら、広く地域の子どもたちの日本語保育・教育に関わってきた。現在はコロンバス日本語補習授業校の小学1年生教員と、家庭保育サンシャインきっずにて未就学児の保育士を務める。自身のバイリンガル育児経験、17年半に及ぶボランティアでの日本語グループ、補習校教員としての経験などについて、話を聞いた。
現在高校3年生の中村遙希さん(写真左)と高校2年生の瑞希さん(写真右)は、2011年から2015年と、2019年から現在までの2度、いずれもアメリカ・オハイオ州で父親の赴任に同行して暮らしている。2度の海外生活で感じてきたカルチャーショックやフラストレーション、友人の作り方、スポーツや勉強、進路のことについて、話を聞いた。
モルディブと日本で半年ごとに生活する、梅原ひとみさん。大学を休学してリゾートインターンシップに参加したことをきっかけに、卒業後にモルディブのリゾートホテルに就職。仕事に邁進する中、モルディブ人の彼から求婚され、結婚。その後、コロナの流行、出産を経て現在の生活に至る。モルディブについて、イスラム教の義家族との生活、現在の様子とこれからのことについて、話を聞いた。
イタリア・ミラノの日系会社で働く、佐藤美喜子さん。趣味のバイクを通じて憧れだったイタリア人ライダー、バレンティーノ・ロッシ選手の影響でイタリア語を学び始め、何年も思案した末に新卒から勤めた銀行を退職し、イタリアへ渡る。語学学校を終える頃にコロナウィルスが流行し、アルバイトをしながらイタリア生活を続け、ミラノで日系会社に現地採用される。今年、憧れのバレンティーノ選手と念願の対面を果たした。イタリアへ渡るまで悩んだ期間、コロナ禍を耐えた時期、イタリア人に学んだイタリア流の現在の生活などについて、話を聞いた。
台湾で日本語教師をしている、高橋哲生さん。立命館アジア太平洋大学を卒業後、台湾へ渡り、日本語教師になって12年目となる。中学高校と得意科目だった英語、大学時代にネイティブレベルまで高めた韓国語、ほぼ独学で学んだ中国語など語学のことや、大学卒業後に台湾に渡ったときのこと、「悩んだことはない」というライフスタイルなどについて、話を聞いた。
アメリカ・ロサンゼルスの公立高校で数学教師をしている久良木麻椰さん。日系3世の父と日本人の母の元にアメリカで生まれ、現地校とあさひ学園(ロサンゼルス補習授業校)での学習を両立し、UCLAに進学、同大学院を卒業した。現在は公立高校に勤める傍ら、あさひ学園の非常勤講師と、通訳の仕事も行う。日米のバックグラウンドを持ちながら育ってきた歩みや、現在の生活について、話を聞いた。