JOES Davos Next 2025が始動しました。 これからの社会を支える子どもたちが、世界でおきている課題について、異なるバックグラウンドや視点を持つ世界中の仲間とオンラインでつながりながらともに学び、調べ、発信していくイベント、JOES Davos Next。今年はその4回目となります。 今年のテーマは「ウェルビーイング」です。これまでのテーマ「夢」「海」「宇宙」に比べると、なんだかイメージしにくいような……。 そもそも、「well-being」という外国語、どうやら「しあわせ」と訳すようなのですが、いまひとつピンとこない……。 そして、JOES Davos Next の代名詞ともいえるPART2のディスカッションのスタイルにも、今年は変化があるようです。 いよいよ8月18日(月)から参加募集が始まる今年度のJOES Davos Nextについて、Davos Next事務局に聞きました。
3回目を迎えたJOES Davos Nextは、基調講演オンデマンド配信にはじまり、リアルタイムのQ&Aセッション、オンラインミーティングのグループディスカッションと進み、各グループが成果動画を収録して全日程を終えました。 「宇宙」という、身近なようで遠く、簡単なようで難解なテーマに取り組んだ子どもたち。今回も素晴らしい学びとディスカッションが生まれました。かかわってくださったすべての方に厚く御礼申し上げます。 今回のイベントの締めくくりとして、JOES理事長綿引宏行のインタビューをお送りします。
3回目を迎えたJOES Davos Nextは、基調講演オンデマンド配信にはじまり、リアルタイムのQ&Aセッション、オンラインミーティングのグループディスカッションと進み、各グループが成果動画を収録して全日程を終えました。 「宇宙」という、身近なようで遠く、簡単なようで難解なテーマに取り組んだ子どもたち。今回も素晴らしい学びとディスカッションが生まれました。かかわってくださったすべての方に厚く御礼申し上げます。 今回のイベントの締めくくりとして、JOES理事長綿引宏行のインタビューをお送りします。
2024年12月、宇宙飛行士・山崎直子さんの基調講演で幕を開けたJOES Davos Next 2024は、年明けのQ&Aセッション、それに続くPART 2グループワーク4回の全日程を、盛況のうちに終了しました。それぞれのグループの成果は、動画の形でまとめられました。 参加者、ディスカッションを支えてくださったファシリテーター、そして宇宙開発フォーラム実行委員会のみなさんとともに、充実した時間を過ごすことができました。数か月間にわたって子どもたちを支えてくださった保護者や先生方に、心より感謝申し上げます。 JOES Davos Nextは今回で3回目。基調講演とディスカッションという基本構成は変わりませんが、その実施スタイルは少しずつ変化してきました。第1回からJOES Davos Next運営委員をつとめ、学びのデザインを一緒に築き上げてきた山本良太先生(大阪教育大学)に、今回の学びの設計とその狙い、そして成果についてお話を伺いました。
JOES Davos Next 2024のPART 2グループワークは、2025年1月19日、2月2日、2月16日、そして3月2日の合計4回。日本時間日曜日の午前8時、11時、午後5時にそれぞれ設定され、参加者は自分の都合のいい時間帯のグループを選んで参加するしくみです。今回も、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の挨拶が混在する、JOES Davos Nextらしい風景がどのグループでも繰り広げられていました。 ディスカッションの最終回では、恒例の成果動画を制作しました。ディスカッションをもとに各自で作成したスライドを持ち寄り、Zoomの録画機能を使って発表を録画します。うまく収録できたあるグループのクランクアップの瞬間、「朝早くの人も、夜遅くの人も、よく頑張ったよね! みんなすごい!」とファシリテーターが参加者をねぎらい、参加者たちは「ふたりのファシリテーターのおかげ」「グループを和ませていい空気をつくってくれた」と口々に答えていました。その光景からは、ここにいいディスカッションの場が育ったということを実感しました。 成果動画を収録中のグループの様子を覗いてみました。
JOES Davos Nextの主要イベントのひとつであるPART2のグループディスカッションでは、今回も活発な議論が行われました。 日程は1月19日、2月2日、2月16日、そして3月2日。世界中どこからでも参加しやすいように、また、参加者のスケジュールに合わせられるように、日本時間日曜日の午前8時、11時、午後5時の3回設定されました。 2024年12月に公開開始となった山崎直子宇宙飛行士の基調講演を視聴してから迎えた第1回のディスカッション ではグループの仲間とはじめて顔を合わせ、続く第2回・第3回は、宇宙と地球の話題について話し合いました。各グループには、高校生・大学生によるファシリテーターと、宇宙開発フォーラム実行委員会の大学生が参加して、ディスカッションを支えました。 回を重ねるごとにグループの雰囲気がやわらかくなっていきます。最終回の第4回では各グループが成果動画を録画して、フィナーレを迎えました。この成果動画は、今回もDavos Next特設サイトで公開される予定です。 ところで、子どもたちのディスカッションの様子、気になりませんか。今回、いくつかのグループにお邪魔してみました。その中から、印象的なシーンや発言を紹介しましょう。
昨年12月に公開された宇宙飛行士・山崎直子さんの基調講演。「宇宙からの地球観測」、「宇宙デブリ」、そして「国際協力」という3つのテーマに沿った講演はとても分かりやすく、子どもたちの心に強い印象を残しました。同時に、たくさんの疑問も生まれたようです。その疑問を講師の山崎直子さんに直接お答えいただく基調講演Q&Aセッションが、2月7日18時30分(日本時間)から実施されました。 今年度のJOES Davos Nextへの参加者は世界中から24,000人以上。国内外の日本人小中学生はもちろん、日系人や現地校の子どもの姿もありました。3回目を迎えるJOES Davos Nextが、着実に世界に広がっていっていることを実感しました。 Q&Aセッションは基本的には日本語で進行し、英語への同時通訳を用意しました。英語の質問には山崎さん自身が英語で回答し、その場合は日本語への同時通訳が利用できるようになっています。 進行役は、JOES Davos Next運営委員でもあるフリーキャスターの桑原りささん。桑原さんの「世界中のみんなに関係する地球の問題、未来について、みんなで一緒に考えていきましょう」という呼びかけに応じて、山崎さんが画面に登場しました。
JOES Davos Next 2024は宇宙飛行士・山崎直子さんの基調講演の余韻のなかで新しい年を迎え、1月19日、いよいよグループディスカッションが始まりました。 使用言語は例年通り日本語と英語。日本語グループと英語グループの数はどちらも6で、第1回目のディスカッションの日程は日本時間1月19日の午前8時、午前11時、そして午後5時。それぞれオンライン会議Zoomで開催されました。 「みなさん、おはようございます。あ、こんばんはの人もいますね」「日本は寒いみたいですが、こちらは夏ですよ」と、世界各地から参加者が集うJOES Davos Nextならではの挨拶が交わされ、自己紹介から課題発表、そして基調講演の振り返りと山崎直子さんへの質問と、ディスカッションが順調に進んでいきました。
JOES Davos Next 2024の基調講演の配信がはじまりました。 講師は宇宙飛行士の山崎直子さん。「宇宙から学ぶ地球の問題」がテーマです。昨年までとはやり方を変え、今年はあらかじめ録画した基調講演動画をオンデマンドで配信します。 日本語版と英語吹替版が用意され、どちらにもフリガナ付きの日本語テロップがついています。 JOES Davos Nextのディスカッションイベントは小学校5年生から中学生を対象としていますが、基調講演は、小さな子どもから大人まですべての人を対象にしています。そして日本語と英語のどちらでも、自分の得意なほうの言語で気軽に視聴してほしいという、JOESの願いがこめられています。 さらに来年2月には、ライブで山崎さんが登場するQ&Aの時間が予定されています。このQ&Aも、リアルタイムで視聴できなくても大丈夫なようにオンデマンド配信を予定しています。 講演に先立って行われたインタビューで「もし子ども時代にJOES Davos Nextが開催されていたら、きっと私も参加したいと思ったはず」と語っていた山崎さん。爽やかな笑顔で画面に登場して、わかりやすく優しい口調で世界中の視聴者に語り掛けました。
今年3目を迎えるJOES Davos Next。その基調講演と並んで重要なイベントが、Part2のグループワークです。6人程度のグループになった小5から中3の子どもたちがオンラインでつながり、ディスカッション等の共同作業を通じて、地球規模の課題に取り組みます。JOES Davos Nextを特徴づける大切な学びの場です。 そのグループワークを支えるファシリテーターの研修会の様子を覗いてみました。
JOES Davos Nextでは、毎年イベントを紹介する漫画を公開しています。 この漫画はプロの手によるものではなく、参加者と同じ世代の子どもたちが描いたものです。今年も「漫画作成者募集」を呼びかけたところ、世界中から応募がありました。その中から選ばれた2名の方に、事務局で用意したシナリオをもとに漫画を制作していただきました。 漫画は日本語版と英語版があり、JOES Davos Nextと基調講演講師の山崎直子さんについて手軽に知ることができます。昨年、この漫画を基調講演の事前学習のために活用したという学校参加校の教師からは、「自分たちの同世代の子どもが描いたということで、生徒たちも親しみを持って内容を理解できていたようだ」という声も寄せられました。 JOES Davos Next への参加を検討中の方に、ぜひご覧いただきたいと思います。 今回は、多忙ななかで頑張って漫画を描いてくれたふたりの作者にインタビュー。制作の苦労や、「私のイチ押しシーン」などについて語っていただきました。
JOES Davos Next 2024の参加申し込み受付が始まりました。(https://www.joes.or.jp/kojin/jdnext)事務局には「今年もぜひ参加したい」「どんな内容になるか楽しみ」などの声が、続々と届いています。 なかでも注目は、やはり基調講演講師の山崎直子さんです。 宇宙飛行士の山崎直子さんは、2010年、スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)へ。ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)として、ISSのロボットアームの操作などを担当しました。当時ISSに長期滞在中だった野口聡一宇宙飛行士との軌道上での再会という感動的なシーンを、覚えていらっしゃる保護者もきっと多いでしょう。 山崎さんの講演は2024年12月(予定)にオンデマンドで全世界に向けて配信、後日、ライブでの質疑応答の時間を設けます。Davos Next事務局からの熱いラブコールに応えて基調講演講師を快諾してくださった山崎さんからの声をお届けします。