「笑いと人情の詰まった落語は、世界に通用する可能性に満ちている」。そう語るのは、さまざまな国と地域で高座に上がり続けてきた落語家・立川志の春さんです。日本の伝統話芸である落語は、実際のところ世界でどのように受け入れられているのでしょうか?海外にも通用する落語の魅力と、国内外におけるユーモアの違いについて話を聞きました。
あさひ学園は、アメリカ・ロサンゼルスにある日本の文部科学省・外務省が支援する補習授業校(補習校)です。ロサンゼルス近郊に系列4校を構える全米でもかなり規模の大きな補習校だといえます。異文化理解を大切にしながら、日本文化に触れる機会も豊富に用意しているのがあさひ学園の特色。毎週土曜日、日本の学校と同等のカリキュラムと教科書で本格的な授業を行い、ロサンゼルス近郊に住む子どもたちの日本語教育を支えています。今回は、あさひ学園で学んだ経験を持つ卒業生3名がオンラインで集結。あさひ学園の思い出や現地で学んだこと、それらが現在の仕事や学びにどのように役立っているかを語っていただきました。
日本の大学で、「総合型選抜」の導入が進んでいます。これは、小論文や面接で合否を決めるいわゆる「推薦入試」のこと。今や日本の大学の8割が「総合型選抜」を導入し、約5割が「総合型選抜」をはじめとする年内入試で入学する時代です。帰国生は、各大学の「帰国生入試」を視野に入れがちですが、志望大学・学部に帰国生枠がない場合、出願条件を満たさない場合などは、「総合型選抜」を目指す選択肢もあります。なぜなら、英語力や海外の経験を評価する「総合型選抜」が増えているからです。「総合型選抜」の傾向と対策について、大学受験の専門家を取材しました。
JOESマガジンの前身である月刊『海外子女教育』では、毎年夏に日本のミュージアムを特集してきた。その流れを汲んだ本記事、今回は「昆虫館」を紹介する。ナビゲーターは栗原祐司さん、訪問レポートは石川県ふれあい昆虫館。昆虫という身近で多彩で、知られざる生き物の、緻密で驚きに満ちた世界へようこそ。
「低気圧になると頭痛やめまいがする」「季節の変わり目にだるさを感じる」といった経験はありませんか? 昨今、気圧の変化により体調を崩してしまう“気象病”が話題になっています。今回話を聞いたのは、気圧変化を予報し健康管理にも活用できるスマホアプリ「頭痛ーる」の事業責任者である岩見統之さんです。気圧による不調は、一体なぜ起こるのか。その要因や、日常生活でできる予防&対処法について教えていただきました。
海外で学んだ経験のある帰国子女にとって、大学進学において「日本か? 海外か?」と悩むのは共通のテーマ。昨今、英語力や国際感覚を生かして海外の大学進学を目指す場合、円安の影響もあり、欧米圏の留学費用の高騰は無視できないものがあります。そこで注目なのが、日本の大学に通いながら、海外の大学の学位も取得できる制度。「ダブル・ディグリー・プログラム」や「パラレル・ディグリー・プログラム」と呼ばれる複数学位を取得できる制度を持つ日本の大学を取材しました。
一見、関連性はないように思える「運動能力」と「学力」。運動は体でするもの、勉強は頭でするもの、なんてイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。しかし昨今の研究によって、運動と学力に関係があることが明らかになってきています。運動をすることは、子どもの学力に一体どんな影響を及ぼすのでしょう? 中京大学の教養教育研究院で准教授を務める紙上(かみじょう)敬太先生に、脳科学・スポーツ科学の視点から運動と学力の関係を教えていただきました。
個人旅行者向けの海外ガイドブックとして誰もが知る『地球の歩き方』シリーズ。1979年創刊で、現在、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカなど現在までに120エリア以上のガイドを刊行してきました。そんな老舗海外ガイドの「国内版」が最近注目されているのをご存じでしょうか? 東京版、京都版など大ヒットシリーズ発行の裏側を株式会社地球の歩き方 コンテンツ事業部長の宮田崇さんに聞きました。
日本人学校や補習授業校など在外校での勤務経験を活かして、帰国後に活躍する教師たち。教室という枠組みから飛び出して、意欲的な取り組みを続けるその姿を追う特集の第2回。今回は、現実の世界からインターネット空間へと活動の場を広げた2人の教師の物語。世界中から1000人以上が参加するオンライン研究発表会「世界同時授業」を生み出し育てている、齋藤暢さん(宮城県)と小畑英毅さん(京都府)の、それぞれのライフストーリーをご紹介する。
大学における部活やサークルは多種多様で、高校の部活動と比べても選択肢がグッと広がるのが魅力。大学入学後に所属した部活やサークルで、新たな挑戦をスタートする学生も少なくありません。今回はそんなさまざまな活動団体のなかから、ユニークな活動を行う部活をピックアップしてご紹介。その知られざる活動内容に迫ります。
在外校に派遣された教師たちは、現地でさまざまな経験を積んで、数年後日本各地の地元に戻っていく。帰国後は、担任の子どもたちに海外体験を語ったり、経験をもとに新しい授業をつくったり、国際理解教育や外国語教育を担当したり、それぞれの場所で次の活動をはじめる。 なかには、授業や学校という枠組みから飛び出し、地域社会や行政にかかわっていくケースもある。今回の特集は前・後編に分けて、教室を飛び出した教師たちの「今」を見つめた。在外校勤務の経験が今の仕事にどのように結びついているのか。これからどんなことをしようとしているのか——。 在外校に派遣された教師たちは、現地でさまざまな経験を積んで、数年後日本各地の地元に戻っていく。帰国後は、担任の子どもたちに海外体験を語ったり、経験をもとに新しい授業をつくったり、国際理解教育や外国語教育を担当したり、それぞれの場所で次の活動をはじめる。 なかには、授業や学校という枠組みから飛び出し、地域社会や行政にかかわっていくケースもある。今回の特集は前・後編に分けて、教室を飛び出した教師たちの「今」を見つめた。在外校勤務の経験が今の仕事にどのように結びついているのか。これからどんなことをしようとしているのか——。 今回は、若き日の誓いを地域で実現しさらに次代の教師を育てるために大学の教壇に立つ松井聰さん(千葉県)、地方都市における国際交流の新しいスタイルを開拓し高校を軸とした地域活性化に取り組む尾﨑靖司さん(高知県)の、ふたつのライフストーリーをお届けする。
定番のいろはかるたや百人一首をはじめ、時代を越えて親しまれてきた「かるた」。日本の伝統遊戯として今日まで受け継がれてきた背景には、どんな理由があるのでしょうか? 今回は、奥野かるた店の3代目店主・奥野誠子(ともこ)さんに、かるたの歴史とその魅力についてインタビュー。合わせて、親子で遊ぶのにおすすめのかるたをお聞きしました。