2025年9月8日
特集

海外に住んでみて びっくりしたこと


海外に引っ越して、文化や習慣が違ってビックリしたことは誰にでもあるはず。新しく生活を始めるということは、大人にとっても子どもにとっても大きなチャレンジです。
今回、 JOES「帰国子女のための外国語保持教室」のお子さんや保護者の方を中心に、海外に住んでみて びっくりしたことについて聞いてみました。

※カッコ内は(名前またはペンネーム/渡航時年齢(子どものみ)/滞在国)
 

 

子どもたちのびっくりしたこと


日本の学校と全然違う!


初めての現地校で、Scienceの先生の体格の大きさに加え、お腹にコーヒーを乗せて教室に入ってきたことにびっくりしました。そして、教室の水槽に大きな蛇を飼っていたことにもびっくり!
(Yokoさん/13歳/アメリカ)


クラスの先生(女性)がデスクに座って、チューインガムを噛みながら授業をしていたこと!
(Hinaさん/9歳/アメリカ)


生徒が、授業中にガムやキャンディーを食べてもOKだったことにもびっくり。
机の上に足を乗せながら授業を受けている生徒を見たときは衝撃でした。先生も何も言わないし……。
(Yokoさん/13歳/アメリカ)


アメリカの小学校で、女の子がみんなアクセサリーをつけていたこと。ネックレスやブレスレットだけでなく、ほとんどの子がピアスをしていたことにびっくりしました。
(Amyさん/10歳/アメリカ)


モーニングティーのためにお菓子やジュースを学校に持って行くこと。
お菓子も、グミキャンディーの色が赤や青で形はカエルや蛇でした。そのまま "frog"、"snake" という名前で呼んでいて、怖くて食べられませんでした。
(モモンガさん/10歳/オーストラリア)


イギリスに引っ越しをしてびっくりしたことは、学校の給食がバイキング形式でメニューの中から好きなものを選べたことです。初めは英語が分からなかったので、Yes, Yesと返事をしていたら、毎日いろいろな種類のものがたくさんの量になってしまい、すごく驚きました。どうやら、「これはいる?」「もっとたくさん?」と聞かれていたのだと、英語がある程度分かるようになってから気がつきました。
(伊久美 潤さん/8歳/イギリス)


アメリカからイギリスの私立小学校に転校したとき、スクールランチでピザとフレンチポテトが出てきたので、いつものように手で食べましたが、視線を感じて周りを見たら、みんなピザもフレンチポテトもナイフとフォークを使って食べていました。それからは真似をして食べたのですが、とても食べづらかったです。
(Atomuさん/8歳/イギリス)


インターナショナルスクールに入ってすぐ、よくわからないまま、学校で古紙回収のボランティアをやったら、回収に行った先の家庭科室で先生がジュースを出して飲ませてくれたこと。
(Kaoruさん/10歳/オランダ)


日本の学校では鉛筆と消しゴムを使うけど、オーストラリアでは青ペンと修正液を使うことにびっくりしました。
(モモンガさん/10歳/オーストラリア)

 


自然豊かな場所ならでは


車にひかれてしまったスカンクがいると、1週間くらいその匂いがエリアに漂っていること。
(幹人さん/12歳/アメリカ)


僕はイギリスに引っ越しをして驚いたことは夏でも蚊がいないことです。僕が住んでいた北東イングランドは、夏でも涼しい日が多いです。そのため、日本のような蚊がいません。ゴキブリもいません。僕は虫が大好きなので、日本ではセミを取ったり、バッタを取ったりしていましたが、そのような虫もいません。そして、イギリスに住む子どもたちはあまり昆虫採集をしません。「日本人はなんで昆虫採集をするの?」と聞かれたことがあります。「虫が好きだからだよ」と答えると不思議そうな顔をされました。昆虫採集はとても楽しいのに、そのようなことをする文化があまりないのだなーとびっくりしました。
(伊久美 圭さん/8歳/イギリス)


私有地でも、パブリックパスという誰でも通れる散歩道があり、牧草地を散歩しながら 羊や牛を間近に見る事ができ、びっくりしたけど、とても楽しかったです。
(Karanさん/16歳/イギリス)


引っ越した家の屋根裏にアライグマが住んでいたこと。アライグマは夜行性なので昼間は静かなのですが、夜になると、天井の裏や壁の間を走り回っている音がして、駆除業者が来るまで1週間くらい怖くて眠れませんでした。
(ラクーンさん/11 歳/アメリカ)

 

なんでも大きい?


なんといっても、スーパーの大きさとショッピングカートの大きさ!
(幹人さん/12歳/アメリカ)


空港でトイレに座ったら、床に足がつかなかったこと(オランダ人はみな背が高く、便座の位置が高いため)。
(Hikaruさん/11歳/オランダ)

 


危機一髪? いや、安心?


エレベーターの扉があいたとき、エレベーターの箱がなかったことです。日本では当たり前のようにエレベーターがきて扉が開いたら箱がありますが、ロシアでは箱が来てないことがありました。確認して乗らないと落ちてしまうことがあります。
(あやさん/7歳/ロシア)


バイクに4人乗りや5人乗りをして走っていたこと。それに子どもはヘルメットをかぶっていなかったことにびっくりしました。
(アンジュさん/7歳/ベトナム)


買い物に行ったときにとても眠かったので車で寝ていたら、そばを通りかかったおじいちゃん・おばあちゃんが必死に窓を叩いて、誘拐されたのではないか、危険はないかと尋ねられたこと。危うく警察を呼ばれるところでした。
(Yokoさん/13歳/アメリカ)


シンガポールでは、地震がなくてびっくりしました!
(そうださん/3歳/シンガポール)

 


習慣の違いにびっくり!


中国では旧正月に爆竹を鳴らす風習があり、夜中に大音量なうえ、どこもお祭り騒ぎで、ものすごくにぎやかなことにびっくりしました。
(みこさん/5歳/中国)


街中に裸足の人が必ずいること。健康やファッションのためらしく、決して貧しいわけではないそうです!
(モモンガさん/10歳/オーストラリア)
 

 

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