2025年7月7日
特集

海外に住んでいる子どもの夏休み

日本の学校に通っていても長い夏休み。現地の学校に通っていると、更に長い……。
夏の旅行は楽しみだけれど、慣れない海外で、それ以外の時間を子どもたちとどう過ごしたらいいの?というお悩みもちらほら。
そこで、海外在住ならではの夏休みの過ごし方を、経験者の皆さんに伺ってみました。

 

慣れない海外生活だからこそ、今の環境を思いきり楽しむ!

 

Mieさん(アメリカ)
お子さんたちの年齢:9歳、7歳

アメリカ中西部の家から30分ほどの距離にある湖畔のバーベキューグラウンドには、毎年お友達を誘って行って、皆でバーベキューをしていました。バーベキューはママたちの手作りで、大人はおしゃべり三昧。子供たちは目の前の湖で大はしゃぎ。スイカ割りや花火などもしました。

また、1時間ほどの距離にある州立公園もお気に入りの場所。子供たちは滝つぼで、ずぶ濡れになって遊びました。水辺は涼しく、大人たちは満面の笑みの子供たちを見ながらおしゃべりタイム。大自然の中で遊び道具はないのですが、子供たちは勝手に遊びを見つけて楽しんでいました。その日の夜はぐっすり眠ってくれるので大助かりです。

 

ゆうこりんさん(オランダ)
お子さんたちの年齢:12歳、10歳

1月にオランダのインターナショナルスクールに入学し、初めての夏休み。「全く英語がわからないところから半年間よく頑張ったのだから、夏休みはたくさん楽しいことをして!」と担任の先生から言われたので、ならば、もう英語のことはなるべく言わず、思いきり遊ぼう!と決めました。
よく行ったのは、Amsterdamse Bosという、歩いて行ける場所にあった広大な公園です。湖で泳いだり、木の上でアスレチックをしたり、カヤックに乗ったり、広い森を自転車で走りまわったり、夏は日が長いので夜遅くまでピクニックをしたり……毎日自然の中で本当によく遊びました。

また、学校では英語ができずストレスがたまる毎日でしたが、現地の野球チームでは楽しく過ごせていたので、野球チームでのイベントにも積極的に参加しました。ヨーロッパ各地から野球好きの子どもたちが集まるサマープログラムや、近隣諸国への遠征は今も最高の思い出です。

フランスへの遠征。試合の合間にチームメイトとリラックス

 

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