宮城県(みやぎけん)
東北地方(とうほくちほう)の太平洋側(たいへいようがわ)に位置(いち)する県(けん)で、海(うみ)や川(かわ)、山(やま)に恵(めぐ)まれ、カキの養殖等(ようしょくとう)の水産業(すいさんぎょう)、「ササニシキ」等(とう)で有名(ゆうめい)な農業(のうぎょう)のほか、鳴子漆器等(なるこしっきとう)の伝統工芸(でんとうこうげい)も盛(さか)んです。県庁所在地(けんちょうしょざいち)の仙台市(せんだいし)は東北地方(とうほくちほう)の商業中心地(しょうぎょうちゅうしんち)のひとつとして発達(はったつ)しています。県鳥(けんちょう)は「ガン」、県花(けんか)は「ミヤギノハギ」。
なんで、「宮城(みやぎ)」っていうの?
廃藩置県(はいはんちけん)で「仙台藩(せんだいはん)」から「仙台県(せんだいけん)」となった翌年(よくとし)、県(けん)が成立(せいりつ)したときに県庁(けんちょう)所在地(しょざいち)だった郡名(ぐんめい)の「宮城(みやぎ)」に改(あらた)められたというもの。
「宮城(みやぎ)」の由来(ゆらい)には、
・宮(みや)なる城(しろ)(多賀城(たがじょう))の所在地(しょざいち)とする説(せつ)
・「屯倉(みやけ)」(朝廷(ちょうてい)の耕作地(こうさくち))が「みやき」となり宮城(みやぎ)になったとする説(せつ)
など、さまざまあります。
宮城県(みやぎけん)の形(かたち)は何(なに)に見(み)えるかな?
宮城(みやぎ)の名物料理(めいぶつりょうり)を紹介(しょうかい)するよ~
サンマのすり身汁(みじる)金華山沖(きんかざんおき)を代表(だいひょう)するサンマは、昔(むかし)から美味(おい)しい秋(あき)の味覚(みかく)として親(した)しまれてきました。サンマ漁(りょう)は8月(がつ)くらいから北海道(ほっかいどう)で始(はじ)まり、金華山沖(きんかざんおき)では10月(がつ)から11月(がつ)にかけて最盛期(さいせいき)を迎(むか)えます。
サンマの脂肪酸(しぼうさん)に多(おお)く含(ふく)まれるIPA(イコサペンタエン酸(さん))やDHA(ドコサヘキサエン酸(さん))は動脈硬化(どうみゃくこうか)を抑(おさ)えるため、生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう)を予防(よぼう)する食品(しょくひん)としても注目(ちゅうもく)されています。
以前(いぜん)は低価格(ていかかく)で庶民(しょみん)の味方(みかた)だったサンマですが、最近(さいきん)は不漁(ふりょう)が続(つづ)いて価格(かかく)は上(あ)がる一方(いっぽう)。「サンマのすり身(み)汁(じる)」はいまや高級料理(こうきゅうりょうり)!?
次のページで、
宮城県クイズに挑戦してみよう!