山形県(やまがたけん)
東北地方(とうほくちほう)に位置(いち)する県(けん)。県内全域(けんないぜんいき)が日本海側気候(にほんかいがわきこう)で豪雪地帯(ごうせつちたい)に指定(してい)されています。上質(じょうしつ)の果物(くだもの)の生産地(せいさんち)として名高(なだか)く、特(とく)にさくらんぼの「佐藤錦(さとうにしき)」や、西洋梨(せいようなし)のラ・フランスは有名(ゆうめい)です。県鳥(けんちょう)は「オシドリ」、県花(けんか)は「ベニバナ」、県庁所在地(けんちょうしょざいち)は「山形市(やまがたし)」です。
なんで、「山形(やまがた)」っていうの?
平安初期(へいあんしょき)の資料(しりょう)「和名類聚抄(わみょうるいじゅうしょう)」には、山(やま)が多(おお)くあるいまの山形市(やまがたし)の南側(みなみがわ)を「山方郷(やまがたごう)」と呼(よ)んだことに由来(ゆらい)すると書(か)かれています。
山形県(やまがたけん)の形(かたち)は何(なに)に見(み)えるかな?
山形(やまがた)の名物料理(めいぶつりょうり)を紹介(しょうかい)するよ~
だし
生野菜(なまやさい)を手軽(てがる)に食(た)べられる夏(なつ)の定番料理(ていばんりょうり)。山(やま)に囲(かこ)まれ夏(なつ)は高温多湿(こうおんたしつ)で暑(あつ)さが厳(きび)しい村山(むらやま)の地域(ちいき)を中心(ちゅうしん)に食(た)べられてきたといわれています。夏(なつ)バテする時期(じき)に、きゅうりやなすなど水分(すいぶん)を多(おお)く含(ふく)む夏野菜(なつやさい)と青(あお)じそやみょうがなどの香味野菜(こうみやさい)を和(あ)えて味付(あじつ)けしたのが「だし」。昔(むかし)から農繁期(のうはんき)の簡単料理(かんたんりょうり)としても親(した)しまれてきました。家庭(かてい)によって具材(ぐざい)も味付(あじつ)けもさまざまです。その名前(なまえ)の由来(ゆらい)は「出汁(だし)のようにほかの食材(しょくざい)を引(ひ)き立(た)てるから」、「包丁(ほうちょう)で野菜(やさい)を細(こま)かく切(き)り〝出(だ)す〟から」、「手早(てばや)く食卓(しょくたく)に〝出(だ)す〟から」など、諸説(しょせつ)あります。