山梨県(やまなしけん)
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中部地方(ちゅうぶちほう)に位置(いち)し、南(みなみ)に富士山(ふじさん)、西(にし)に南(みなみ)アルプス、北(きた)に八ヶ岳(やつがたけ)、東(ひがし)に奥秩父山地(おくちちぶさんち)など、標高(ひょうこう)2~3,000メートル級(きゅう)の山々(やまやま)に囲(かこ)まれ、海(うみ)にまったく面(めん)しない県(けん)です。中央高地式気候(ちゅうおうこうちしききこう)に属(ぞく)しますが、地域(ちいき)によって天候(てんこう)には大(おお)きな差(さ)が見(み)られます。県鳥(けんちょう)は「ウグイス」で、県花(けんか)は「フジザクラ」、県庁所在地(けんちょうしょざいち)は甲府市(こうふし)。
なんで、「山梨(やまなし)」っていうの?
くだものの「ヤマナシ」がたくさんとれたからというものや、山(やま)をならして平地(へいち)にした「山(やま)ならし」からきているなど、さまざまな説(せつ)があります。
さて山梨県(やまなしけん)の形(かたち)は何(なに)に見(み)えるかな?
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山梨(やまなし)の名物料理(めいぶつりょうり)を紹介(しょうかい)するよ~
ほうとう 寒(さむ)い日(ひ)に食(た)べると、ほうっとします。かぼちゃの甘(あま)みがたまらない……。 山梨県(やまなしけん)の山間部(さんかんぶ)では米作(こめづく)りがむずかしく、麦(むぎ)を栽培(さいばい)していました。収穫(しゅうかく)した麦(むぎ)を平(ひら)たい太(ふと)い麺(めん)にして、たくさんの野菜(やさい)(かぼちゃが有名(ゆうめい))といっしょに味噌(みそ)で煮(に)こんだ鍋(なべ)がほうとう。昔(むかし)はいろりに鍋(なべ)をかけ、煮立(にた)ったほうとうを家族(かぞく)で食(た)べるのが一般的(いっぱんてき)だったとか。「ほうとう」の語源(ごげん)は、餺飩(はくたく)の発音(はつおん)がなまったというものや、戦国時代(せんごくじだい)の武将(ぶしょう)、武田信玄(たけだしんげん)が自分(じぶん)の刀(かたな)で麺(めん)や具材(ぐざい)を切(き)ったことから「宝刀(ほうとう)」と名(な)づけられたなどの説(せつ)があります。