2026年8月30日
先生・先輩からのメッセージ

将来、やりたいことが見つからない君へ

Aoba-Japan International School

School Counselor 

高見澤秀男

 

 

不思議な夢を見たと想像してみてください。

 

気がつくと、あなたは日暮れの森の中を一人で歩いています。そして、なぜか手にはずしりと重い錆びた鍵が。『ここはどこ?!この鍵は?!日暮れ前にどうすればいいの?!』

 

そこで質問です。もし現実のあなたが夢の中のあなたになれるなら、そこで起きることに対して何をし、その結末は?目を瞑り、ある程度最後まで想像ができたらどうぞ先へ進んでください。

 

さあ、あなたの夢はどう展開したでしょうか?

私にその内容は見当もつきませんが、自信を持って言い当てられるのは、あなたが主人公だったこと。

 

人生も同じで、思わぬ出来事にも遭遇しますが、主人公として生き方を選ぶことは十分にできるのです。

 

さて、ここからは、やりたいことを本当に見つけたい方だけに読む事をお勧めします。私自身が人生という森の中で見つけた秘密を、一つだけ特別にお教えしましょう。

 

それは【感動体験】です。【感じて動く】のが【感動】ですが、本当の【感動】とは【心】だけではなく【体】さえ動かしてしまう力を持っていて、行動を起こさずにはいられなくしてしまうものです。

 

ところがその【感動】には【当たり前病】という恐ろしい病気があり、『学校に通えて当たり前』『大人まで生きられて当たり前』など、感染すると感動が心や体まで届かなくしてしまいます。

 

ただ、ありがたいことに、【当たり前病】には驚くほど効く薬があり、実は、ここまで読み進んだあなたは既にその薬を持っているのです。それは【海外生活】です。あなたにとっての【当たり前】が、外国では決して【当たり前】ではなかった体験があったはずです。

 

【当たり前】というレンズを通さずに世の中を見渡すと、驚きや感謝の気持ちと共に、人生を方向づけるような質問が心に浮かんでくる瞬間があるかもしれません。

 

その質問とは、『この世界で、どうしたら私を活かして人の役に立てるの?』

 

つまり、【やりたいこと】とは、【主人公である自分を活かして人の役に立てること】なのです。森の中であなたが握っていた鍵は、世界中の様々な人や風景、問題や可能性の扉を開けてくれるものかもしれませんよ。

 

さあ、まずは色々な扉を開けることから始め、感動体験をしてみませんか。そして、人生という森の中でワクワクしながら自分なりの答えを探してみましょう。