JFE21世紀財団賞

ぼくとガンダム

イスラマバード日本人学校(パキスタン)
小2 小林 立季
 

ぼくは、ガンダムがすきだ。
おとうさんが、テレビをみせてくれた。
その、しゅんかん
こころが、ドンッとうごいた。

 

じゅうで、てきをバンバンたおすばめんをおりがみでつくった。
うでやあしをかいて、きってはって、とってもかっこいいガンダムがかんせい!

 

いつも、もっている。
だけど、あそびおわったら
おとうとにとられないように、そっと、とだなにしまっておくんだ。

 

にほんにかえったとき、おとうさんにおねがいして、
ガンダムのプラモデルをかってもらった。

 

なんと、六こ!
あっというまに、ぜんぶつくったよ。
どれも、かっこよかった。

 

いちばんのお気に入りは、
ストライクガンダム
じゅうとシールドが、かっこいいんだ。

 

パキスタンにもどるとき、
そのガンダムたちも大じに
大じにもってかえった。

 

まい日あそんでいたら、あるとき ふと
とだなのガンダムを思いだした。

 

のぞいてみたら、おりがみのガンダムが「もっと、あそんで。」って、ぼくにやさしく話しかけてきた気がした。
ちょっと、ほこりをはらってぼくは、「ごめんね。」って声に出した。

 

それからは、プラモデルだけじゃなくておりがみのガンダムともまいにちちゃんとあそぶようになった。
たたかいごっこもいっしょに、できるんだ。


たなにも、ならんでしまうようになった。


これからも、ずっとたいせつにするね。
 
ぼくのガンダム