1 大地と大空 つづくところ 限りなく 青い空 輝く 南十字星 ぼくらの ひとみは まっすぐ 未来をみつめる 今 ここに学び舎 メルボルン 2 大きく みあげるワトルトゥリー 風に揺れ 緑ささやく 七色の虹がうまれる わたしたちの こころは あたたかい ふれあいもとめて 今 あいをそだてる メルボルン
みんな幸せ メルボルン日本人学校
メルボルン中心部から南東約10kmの閑静な住宅地に位置する本校は、1986年5月にメルボルン商工会議所によって設立され、ビクトリア州政府によって「全日制メルボルン日本人学校」が認可されたことにより開校しました。日本人学校設立準備会を設立し、日豪両政府に働きかけを続けた努力が実を結び、メルボルンに住む日本人の多年の願いが実現しました。近隣の現地校と積極的に交流活動を行うなど、英語に触れる教育を充実させながら、プレップから中学部までの全10学年の子供たちが日本の教育を学んでいます。
歌詞の説明と歌詞に込められた思い
開校2年目に、校章と共に校歌が制定されました。作詞・作曲は当時勤務していた派遣職員によるもので、「ワトルトゥリー」「南十字星」「広大な土地」など、オーストラリアらしさを歌詞に盛りこんだことが当時の文集に記されています。文集の文面には、「メルボルン日本人学校がある限り歌われていけば、もっと幸せだなと思います」という願いで結ばれています。「未来にまっすぐ目を向けて学ぶ子供たちの純真な姿」「人と人の温かい触れ合いを通して、自分も周囲の人たちも大事にする心を育む姿」が、歌詞に表れています。
子供たちや職員の感想
児童
オーストラリアの素敵なところが全て歌詞の中にあり、歌っていて気持ちがよいです。
歌う時には、「メルボルンはよいところだよ!」と言っているような気持ちで歌っています。
自分がメルボルン日本人学校に通っているということが幸せなことだなあと思っています。
生徒
歌詞は未来を見つめていくことが大切だということを語っています。
「南十字星」「ワトルトゥリー」「限りなく広がる青い空」「七色の虹」などを想像しながら歌っています。
ずいぶん前につくられたのに古い歌という感じではなく、最近の歌のような新しい感じがするところも好きです。
職員
派遣が決まった時に、ホームページで一番初めに校歌を確認したことを覚えています。
派遣期間中、何回も歌う校歌を覚えたかったからです。
当時の教職員がつくったというこの校歌に、親しみをもって歌っています。






