海外生活を始めた頃は物珍しさもあって、現地の料理を食べるのが楽しいですね。
でもだんだん辛くなり、小さい頃から慣れ親しんだ味を食べたくなります。
海外での快適な食生活には、ちょっとした工夫が必要です。
海外暮らしで大変なのは食材探し。
アメリカのスーパーで売っていない食材、私はアジア系のお店で探します。
よく買うのは白菜と大根。
お味噌汁に入れたり、煮物やスープにしたりと日本でのいつもの味に心も体も満たされます。
食べたい食材が手に入るお店を見つけておくのは大切です。
さらに、お惣菜のような調理された料理を購入できるお店も知っておきたいですね。
毎日手作りは大変ですし、たまには自分の味以外のものが食べたくなります。
そんな時頼りになるのは友人からの情報です。
そして時には昭和の日本のようにおかず交換も素敵です。
古き良き日本のおすそ分け文化、海外ではとてもありがたいし、うれしいものです。
「カンタン・おいしい・からだにやさしい」
家庭料理研究家
柏木京子