この夏、我が家にドイツからの留学生がホームステイしていました。
「お手伝いをしてもらうといい」と聞いていたので、食事の用意、食器洗いをやってもらうことにしました。
まずは配膳。
日本では箸を使って食事をします。
箸は手前に、横置きにします。
ここには日本人特有の捉え方があります。
食べ物は様々なものの命でできていて、私達はその命をいただいて生きている。
お箸の向こうは神聖な領域であると捉え、お箸が結界(聖域と俗域との区切り)の意味を持つようになったのだそうです。
「いただきます」と食べものに対する感謝の意を唱え、お箸を手に取り結界を解き、神聖な食べものを口に運ぶ。
食事が終われば箸を置き、「ごちそうさまでした」と神様への感謝を表します。
留学生はこの捉え方を面白がって、日本の食卓を楽しんでいってくれました。
食卓にはその国の文化が反映されていて面白いですね。
今回ご紹介するレシピは、アメリカで食品を販売していた時にいつも売り切れになっていた炊き込みご飯。
しっかり醤油味が美味しいです。
ぜひ作ってみてくださいね。
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「カンタン・おいしい・からだにやさしい」
家庭料理研究家
柏木京子
自宅でオンライン - 柏木京子のオンライン料理教室 (cook-coach.com)
Kyoko gohan(@kyoko.kashiwagi.90) • Instagram写真と動画