生徒の声

将来は海外で国際協力の仕事をしたい

開智所沢中等教育学校【埼玉県】
中等1年 菊地梓紗さん 

8歳から11歳までの3年間、シンガポールの日本人学校に通っていました。開智所沢中等教育学校なら、海外に住んでいた経験を活かせると思い、入学を決めました。私が暮らしていたシンガポールは、多様な文化や宗教を持つ人々が共存し、お互いを尊重し合いながら暮らしていました。ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教など異なる背景を持つ人々が協力し、お祭りなどにも一緒に参加する様子を見て、本当の意味での多文化共生を体験できたと思っています。こうした経験をみんなと共有し、多様性を認め合う学校の雰囲気づくりに貢献できればと思っています。

 

現在力を入れているのは英語の授業です。ネイティブスピーカーの先生の授業は、レベルが高く、文章を書く力だけでなく、読解力も伸びているのを感じます。授業では、2~4人のグループで話し合い、英語で発表する機会がたくさんあります。仲間との英語ディスカッションを通して、自分にはなかった視点に気づかされることも多く、とても刺激的です。

 

ある授業では、「絵文字の歴史」や「なぜ絵文字が必要なのか」をテーマに英語で議論しました。絵文字があることで感情やニュアンスが伝わりやすくなり、特に冗談を言うときには絵文字が大切だという意見が多く、私自身も納得しました。授業はIBの考え方をもとに構成されていて、他者と協力しながら課題に取り組む力が求められているのを感じます。チームで一つの目標を達成する経験はとてもやりがいがあり、IBの学びは自分に合っていると思います。 

 

母と父が青年海外協力隊の隊員として活動していたこともあり、将来は海外で働きたいという目標があります。さまざまな国の人々を助けるという使命感のある仕事に憧れます。ここでグローバルな力を鍛えて、いつか自分もそんな活動に関わりたいと思っています。

 

 

ICTとインターナショナルな雰囲気に惹かれて

開智所沢中等教育学校【埼玉県】
中等1年 三枝渉眞さん

小学校2年生の1月から6年生までイギリス・テルフォードの現地校に通っていました。開智所沢中等教育学校を選んだのは、イギリスにいた頃にいろいろな学校を調べたなかで、ICTの取り組みが進んでいたので、「自分に合いそう」と思いました。インターナショナルな雰囲気も魅力的で、ここなら頑張れると感じました。

 

現在は、国際クラスで数学や理科、社会の勉強に力を入れています。授業中はインターネットを使って調べたり、クラスメイトの意見を聞いたりすることが多く、イギリスで培ったリサーチスキルを活かせる場面がたくさんあります。また、技術の時間には、ゲームをプレイして分析し、自分でカスタマイズするような課題にも挑戦しました。プログラミングも体験でき、興味が広がっています。

 

国際クラスは、帰国生が多く、ポジティブな友達がたくさんいます。いつも明るい雰囲気で、帰国生ならではの多様性や寛容さがあり、心地よく過ごせています。入学してからは、イギリスでの4年間の経験を活かして、英語を話す力をさらに伸ばす努力をしています。将来はゲームをつくる仕事に興味があるので、国内・海外問わず、最先端の学びに挑戦できる場所に進学したいと考えています。

開智所沢中等教育学校【埼玉県】
<DATA> 
所在地:埼玉県所沢市大字松郷169 
Tel:04-2951-8088 
URL:https://secondary.kts.ed.jp/
交通:JR武蔵野線「東所沢」駅から徒歩約12分 
生徒数:中等教育学校前期課程(第1,2学年が在籍)=男子431人 女子263人 
帰国生数:中等教育学校前期課程(第1,2学年が在籍)=男子36人 女子20人 
教職員数:専任 40 人(うち外国人5人)、非常勤 12人 
帰国生の出願資格:入試情報サイトをご確認ください。 https://secondary.kts.ed.jp/admission/