初めてのアメリカ生活。
辛い時、子どもと一緒にスイーツを食べたことを思い出します。
習い事の帰りによく行った北欧のクッキー屋さん。
「今日は多めに買っちゃおう!」と選び、家に帰ってから一緒に食べました。
「おいしいね」と食べると、少し心にゆとりができました。
どんな時も幸せな気持ちになれました。
今回ご紹介するケーキは、手に入りやすい材料で作るナチュラルなケーキ。
型の下にお湯を張り湯煎しながら焼くので、しっとりふわふわな仕上がりです。
卵の香りがとても優しくて、思わず1ホール食べてしまいたくなります。
じつは、このケーキは『エパミナンダス』というお話に出てくるケーキをイメージして作りました。
エパミナンダスが、おばさんの家でもらったケーキをぎゅっと握りしめて持って帰るシーンはハラハラ、ワクワクします!
(このお話は『おはなしのろうそく』シリーズ(東京子ども図書館)の第1巻の巻頭に収録されています。
JOES通信教育の幼児コースの配本にも含まれています。)
ぜひ、作ってみてください。
そして、大切な人と一緒にお召し上がりくださいね。
時が経って、ふと、あの時のクッキーを思い出すことがあります。
スイーツに力をもらいながら、いろいろを乗り越えてきたなあと思います。
家族で力を合わせて乗り越えた体験は宝物です。
どうぞ良い時間をお過ごしください。
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「カンタン・おいしい・からだにやさしい」
家庭料理研究家
柏木京子
自宅でオンライン - 柏木京子のオンライン料理教室 (cook-coach.com)
Kyoko gohan(@kyoko.kashiwagi.90) • Instagram写真と動画