在校生の声


帰国前の不安は消え去り、安心して自分らしく過ごせる 

富士見丘中学・高等学校
宍戸 結(ししど ゆい)さん 高校1年生 

 

入学前はイギリスとドイツに滞在していて、2カ国とも日本人学校に通っていました。そのため、私は英語が得意かと言われればそんなこともなかったんです。ただ、日本では「帰国生=英語が話せる」というイメージが強く、「帰国後、クラスメイトに英語を話してと言われたらどうしよう」と、学校に馴染めるのか心配でした。でも、富士見丘中学校に入学してみると、全くそんなことはなくて安心しました。自分と同じ日本人学校出身のクラスメイトも含めていろいろな生徒が集まっているので、自分らしく過ごせています。  

 

中学3年生のときには、イギリスへの短期留学プログラムに参加しました。現地に住むネイティブの先生と話すなかで、当時、日本人学校に通っていた頃には気づけなかった魅力を知ることができました。逆に、イギリスから見た日本の魅力を教えてもらったことも印象に残っています。  

 

将来の夢はまだ決まっていませんが、今は子ども支援に関心があります。きっかけは、「自主研究5×2」でサステナブルファッションについて調べた際に、発展途上国で働く子どもたちの現状を知ったことでした。これまでの海外滞在の経験や視点を活かしながら、将来自分にできることを探していけたらと思っています。   

 

 

 

英語で話せる環境や同じ経験を持つ仲間がいるのは心強かった

富士見丘中学高等学校
粕谷 叶音(かすや かのん)さん 高校1年生

 私はイギリスの現地校に通っていたこともあり、日本語での学習に不安がありました。そのため日本語のサポートが受けられること、そして得意な英語力をより伸ばせるカリキュラムがあることに惹かれて、富士見丘中学校に入学を決めました。  

 

コース・インターに在籍しているので、英語の授業は毎日1~3コマほどあります。入学当初は日本語よりも英語で話す方が楽だったので、ネイティブの先生や同じ帰国生の友達と英語で話せる環境がありがたかったですね。先生方も優しく気にかけてくださって、中学2年生までは、テストの漢字に読み仮名を振ってもらっていました。  

 

最近力を入れていることは、IELTSの試験対策です。中学では英検準1級を取得したので、今は1級の取得を目指しつつ、授業内で対策できるIELTSの学習も並行して進めています。私はネイティブの先生から英語を学んできたため、文法を日本語で学ぶのが難しく感じることがあります。でも、富士見丘の英語科の日本人の先生方に質問すると、帰国生が理解しやすいように英語で補足し、英語で英語を学んできた人にもわかりやすくサポートしてくれます。コース・インターの授業はネイティブの先生が教えてくれていますが、日本人の英語の先生方のご指導も本当にわかりやすくて、その姿を見て私も英語教師になりたいと思うようになりました。私自身、帰国生の気持ちがわかるからこそ、相手の視点に立って英語を教えられる先生になりたいです。   

 

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所在地:〒151-0073 東京都渋谷区笹塚3丁目19-9 
Tel:03-3376-1481 
URL:https://www.fujimigaoka.ac.jp  
交通:京王線笹塚駅下車、徒歩5分 
生徒数:中学校=261人/高等学校=423人 
帰国生数:中学校=36人/高等学校=82人 
教職員数:専任54人(うち外国人5人)、非常勤18人(うち外国人3人) 
帰国生の出願資格:滞在期間1年以上、帰国後3年以内