日能研賞

いいかた

オタワ補習授業校(カナダ)
小1 原 一楓
 


  ぼくはまいにちおかあさんに、
「きょうのゆうごはんはなに。」
と、ききます。


 あるひおかあさんは
「おにくだよ。」
と、こたえました。ぼくはおにくでうれしいきもちでした。だけど、ぼそっと、
「きょうもおにくなの。」
と、いいました。おかあさんは、
「あら、おにくいやだった。」
と、ぼくにききました。ぼくはおにくでうれしかったのにおかあさんがなぜ「おにくいやだった。」ときいたかわかりませんでした。


 おかあさんがそのあと、
「おなじことばでも、いいかたがちがうと、つたわりかたがちがうんだよ。」
とおしえてくれました。にほんごってむずかしいなとおもいました。


 ぼくにはおにいちゃんがふたりいます。おにいちゃんたちとは、にほんごとフランスごではなします。どういうときににほんごをはなして、どういうときにフランスごをはなすかかんがえてみたけど、わかりませんでした。きづいたら、どちらかのことばをはなしています。


 おにいちゃんたちとも、いいかたでけんかになることがあります。あそんでいるときや、なにかをしてほしいときのいいかたが、やさしくないことがあります。そんなときは、かなしいきもちになります。めいれいばかりではなくもっとやさしいいいかたで、はげましてほしいとおもいます。「かして」ということばも、「かして!!」といわれたらわたしたくないけど、「かーしーて」といわれたら、わたしてもいいかなとおもいます。フランスごにもていねいないいかたと、ていねいじゃないいいかたがあります。ていねいじゃないいいかたでおとうさんにいうと、いいなおさせられます。にほんごはおなじことをいっているのに、つたわりかたがちがうので、すこしむずかしいです。


 もしぼくがにほんごをはなさなかったら、にほんのことがわからないし、にほんにいっても、ともだちやおじいちゃんおばあちゃんとはなせないのでかなしいです。おとうさんやおにいちゃんたちとはフランスごではなせるけれど、おかあさんはフランスごがじょうずではないので、ぼくがにほんごをはなせるようになれば、みんなとはなせるようになります。


 じぶんのきもちをつたえるのはフランスごでもだんだんとくいになってきたけれど、にほんごがわかると、にほんのマンガをよんだり、テレビをみたり、ゲームをしたりできてたのしいです。いいかたがむずかしいこともあるけれど、これからもにほんごをべんきょうして、たのしいことをもっとたくさんしりたいし、ともだちともたくさんあそびたいです。