栗原さんおすすめ日本と世界の昆虫館リスト 

【国内】 

〇多摩動物公園昆虫館(東京都日野市)   

多摩動物公園の中にあり、一年を通して色とりどりのチョウが舞う国内最大級の温室「生態園」は必見。こうしたチョウの生体展示によって通年飼育を行ったのは同園が日本初です。1969年7月に開館した本館は、上から見るとトンボの姿をしています。 

URL:https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/about.html  

 

 

〇ぐんま昆虫の森(群馬県桐生市)   

45haの敷地に雑木林や、畑、小川などの里山風景を再現し、豊かな自然環境の中で、昆虫を手に取り観察できる体験型教育施設です。昆虫観察館には常時数百頭のチョウが舞う生態温室や様々な展示がなされ、かやぶき民家では、昔のくらし遊びや里山体験を楽しめます。 

URL:https://www.pref.gunma.jp/site/giw/  

 

 

〇名和昆虫博物館(岐阜県岐阜市) 

ギフチョウの命名者である昆虫学者・名和靖博士によって1919年に開館した現存する日本最古の昆虫館です。世界各国の昆虫約12,000種類、30万点以上の標本を収蔵しています。建物は明治洋風建築で、登録有形文化財。 

URL:http://www.nawakon.jp/  

 

 

〇伊丹市昆虫館(兵庫県伊丹市) 

「いたこん」の愛称で知られ、2006年から伊丹市内で実施している「鳴く虫と郷町」の主催者として全国的に有名です。昆虫食をテーマとした展覧会やオリジナル絵本など、特色ある企画を打ち出しています。 

URL:https://www.itakon.com/  

 

 

〇橿原市昆虫館(奈良県橿原市) 

「生態展示室」では、ヘラクレスオオカブトやニジイロクワガタなどの外国産の昆虫や水生昆虫を観察することができます。琉球列島の気候に調整された「放蝶温室」では、オオゴマダラやシロオビアゲハなど年間を通して多数の蝶が飛び交っています。

URL:https://www.city.kashihara.nara.jp/kanko_bunka_sports/konchukan/  

 

 

〇箕面公園昆虫館(大阪府箕面市) 

箕面大滝と新緑や紅葉名所で知られる箕面公園の一角にあり、箕面に生息する身近な昆虫や日本の水生昆虫、南西諸島や海外の昆虫の生体や標本などを幅広く展示しています。放蝶園では、一年中たくさんのチョウが飛び交っています。 

URL:https://www.mino-konchu.jp/  

 

 

〇竜洋昆虫自然観察公園(静岡県磐田市)   

ごみ焼却場と温水プールを廃止して整備された施設で、「りゅうこん」の愛称で知られる昆虫館とビオトープが一緒になった施設です。自然の中での生き物をゆっくり観察することができます。 

URL:https://ryukon-museum.note.jp/  

 

 

〇たびら昆虫自然園(長崎県平戸市)   

かつての日本の原風景であった畑、小川、池、雑木林、草原などの里山の環境を再現し、そこに集まる昆虫などの生きものを自然のままに観察できる施設です。地元に棲む昆虫のうち3,000種類以上が生息しており、解説員が常時解説案内してくれます。 

URL:https://tabira-insect-park.hira-shin.jp/  

 

 

〇広島市森林公園こんちゅう館(広島県広島市)   

中四国唯一の昆虫館で、常時50種、1,000頭以上の生きた昆虫を飼育、展示しています。南国ムードあふれる温室「パピヨンドーム」では、ブーゲンビリアやハイビスカスの花の間を色とりどりのチョウが、一年中舞っています。

URL: http://www.hiro-kon.jp/  

 

 

〇加須市大越昆虫館(埼玉県加須市)   

埼玉昆虫談話会が運営する私設の昆虫館で、会員などから寄贈された約10万点の標本が緑に囲まれた敷地内16坪のプレハブ小屋に収蔵されており、生体展示もあります。地方昆虫同好会による貴重な施設です。 

URL:http://saitama-konchu.jp/   

 

 

【海外】 

〇バイエル昆虫館(Bayer Insectarium)  

アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイスのセントルイス動物園内に2000年にオープンしました。840㎡の敷地に教育展示と活発な飼育・研究施設があり、展示エリアから昆虫学者の仕事を見たり、質問をしたりすることができます。 

URL:https://stlzoo.org/zones/discovery-corner/insectarium  

 

 

〇オーデュボン昆虫館(Audubon Insectarium)   

アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオリンズのメインストリートであるカナル・ストリート沿いにあります。ルイジアナの沼に生きる生物や虫シアター、数千のチョウがいる美しい日本庭園など、大人も子どもも楽しむことができます。 

URL:https://audubonnatureinstitute.org/insectarium 

 

 

〇モントリオール昆虫館(Montreal Insectarium)   

カナダのケベック州モントリオールにある1990年にオープンした北米最大の昆虫館です。世界の昆虫標本のほぼ80%があると言われており、自然光が降り注ぐ「グレート・ビバリウム」ではチョウをはじめ様々な昆虫の活気との魅惑的な出会いが待っています。 

URL:https://espacepourlavie.ca/en/insectarium  

 

 

〇ミクロポリス(Micropolis , la cité des insectes)   

昆虫学者ジャン・アンリ・ファーブルの生まれ故郷であるフランスのアヴェロン県サン・レオンに2000年にオープンした世界最大級の昆虫館です。ファーブルの生家に入場することもでき、地域全体があたかも昆虫の街になっています。

URL:https://www.micropolis-aveyron.com/  

 

 

〇ストラトフォード・バタフライファーム(Stratford-upon-Avon Butterfly Farm)   

シェイクスピアの生家があるストラトフォード・アポン・エイボンにある昆虫園で1985年にオープンしました。滝や池など様々な熱帯植物が生い茂っている大きな温室の中に、世界中から集められた何百匹もの様々なチョウが飛んでいます。

URL:https://www.butterflyfarm.co.uk/attraction/ 

 

 

〇成功高校昆虫化学博物館(成功高中 蝴蝶宮‧昆蟲科學博物館)

台湾の台北市立高校にある常設の昆虫標本博物館です。チョウのほか、クワガタ、カブト虫、コガネムシ、ガ類、ナナフシなど数多くの模型・標本、雌雄同体蝶、突変種などを展示しています。 

URL:https://web.cksh.tp.edu.tw/insect/  

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