上海日本人外籍人员子女学校浦东校 Shanghai Japanese School Pudong Campus 所在地:中華人民共和国 URL:https://srx2.net.cn/sjs-pudong/ 児童生徒数:小=238人 中=422人
魅力と発見にあふれる国際都市・上海

上海は四季のある亜熱帯性気候で、夏は活気あふれる夜市、冬は街を彩るイルミネーションが魅力です。近代的な高層ビルと歴史ある街並みが調和し、どこを歩いても新しい発見があります。
春節や中秋節などの伝統行事では、人々の温かなおもてなしや家族の絆を感じられます。日本と同じく礼儀や家族を大切にする文化がある一方で、表現は率直で、交流を通じて互いの違いを学ぶことができます。
現地で暮らす日本人は、言葉や習慣の違いを前向きに受け止め、地域の人々と笑顔で関わりながら安全で快適な生活を築いています。多様な文化が交わる上海は、日々の暮らしが学びと発見に満ちた魅力あふれる都市です。
獨歩博愛:未来を拓く日本人学校
本校は、世界的な金融都市である上海市に設置された在外教育施設として、2006年に開校し、次年度(2026年)で20周年を迎えます。「獨歩博愛(どっぽはくあい)」の校訓のもと、「自ら学び 明るく やさしく たくましく 国際性豊かな児童生徒の育成」を教育目標に掲げ、今年度は「小中でみがく『考動力』~考える力×動く力=未来を創る力~」を組織目標とし、国際社会で活躍する力の育成に取り組んでいます。

授業では、児童生徒一人ひとりに配布されたタブレットを積極的に活用しています。また、施設面でも充実しており、1周200mのグラウンドや2つの体育館、武道場、卓球室、温水プールなどがあり、多彩な学習活動を行うことができます。


行事としては、運動会や学習発表会、宿泊行事や校外学習と日本と同等の学びができるよう努めています。総合的な学習の時間では、上海や中国のことをテーマに、食や文化、観光地について調べ、ガイドブックを作る学年もあります。


また、小学部では、各学年2名ずつの合計12名で縦割り班を作り、月に一度、一緒にお弁当を食べたり遊んだりしています。6年生を中心に何をするのか考え、小学部全体が笑顔あふれる一日となります。

中学部では、「中学生中国語・日本語スピーチ大会」を毎年行っています。今年で28回目を迎えました。代表生徒は互いの言語を使って、3分スピーチ部門とショートスピーチ部門で発表を行います。この大会に参加する中学生たちが、自らの考えや夢を語り合い、聞き合うことで友情を深め、将来的に日中友好の懸け橋として活躍することが期待されています。

他にも、年に一度、現地校と教育交流を行っています。各学年ごとに交流校と調整を図り、招待する学年と訪問する学年に分かれて、互いの文化や遊びを紹介し合ったり歌やダンスを披露したりしています。日本と中国の国際家庭が3割を占めているため、中国語で交流できる児童生徒も多くいます。

また、上海は国際都市であり、多くの芸能にもあふれています。昨年は、日本から吉本新喜劇の芸人の方が上海講演の合間に本校を訪れ、たくさんのネタを披露してくれました。児童生徒は生の芸人さんに大興奮! 忘れられない日となりました。

中学生の部活動は全員参加で、週1回、第7校時に行っています。限られた時間の中で、バスケットボール部、バレー部、バドミントン部、トレーニング部、卓球部、水泳部、サッカー部、陸上部、音楽部、家庭科部、美術イラスト部、研究部、レクリエーション部、ダンス部の14の部で活動をしています。

2026年に20周年を迎えます。これからも、「通って楽しい学校」「安心して通わせられる学校」「働き甲斐のある学校」を目指してがんばります!


(2025年8月現在)
こどもたちから

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