順天堂大学保健医療学部【東京都】
2024年6月10日
受け入れ校紹介

順天堂大学保健医療学部【東京都】

グローバルな舞台で活躍する医療人材を育成する

順天堂大学は、医学部をはじめとする医療系学部が有名で、近年はスポーツ科学などの分野でも注目を集めている。箱根駅伝の常連として知られる陸上競技部のほか、体操、サッカー、バスケットボールなどのクラブ活動も盛んだ。 

 

現在は、医学部、スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部、国際教養学部、保健医療学部、医療科学部、健康データサイエンス学部、薬学部の9学部、5研究科、6附属病院からなる健康総合大学・大学院大学として、「教育」「研究」「実践・診療」の3つの柱を通じて、国際社会の発展と人類福祉の向上に取り組んでいる。  

 

「順天堂大学は、1838年に学祖である佐藤泰然が江戸薬研堀に開設した西洋医学塾に端を発し、今につながる歴史ある大学です。出身校、国籍、性別による差別無く優秀な人材を求め、活躍の機会を与える『三無主義』の学風を掲げ、グローバル社会で医療・健康・保健・福祉を支える人材の育成・輩出に取り組んできました」

順天堂大学本郷・お茶の水キャンパス事務室(保健医療学部)の平田將善係長
順天堂大学本郷・お茶の水キャンパス事務室(保健医療学部)の平田將善係長

そう語るのは、順天堂大学本郷・お茶の水キャンパス事務室(保健医療学部)の平田將善さんだ。 順天堂大学の受験を検討するにあたり、一般的に帰国生が注目するのは、グローバルな学びを展開する国際教養学部だろう。しかし、同学部を含む全9学部で帰国生向けの特別選抜を行っていることは意外と知られていない。

 

特に医療系の専門分野は、国際的には高いニーズがあり、帰国生の注目度も高い。そこで今回は、帰国生向け特別選抜を実施している学部のひとつ、保健医療学部の学びにフォーカスしていこう。

 

帰国生向けの特別選抜を実施

順天堂大学保健医療学部は、理学療法学科、診療放射線学科の2学科を擁する。いずれも理学療法士、診療放射線技師という医療系国家資格を取得することを主目的とした学科だ。帰国生向けの特別選抜があり、毎年1~2名程度の帰国生を受け入れている。

順天堂大学保健医療学部【東京都】

保健医療学部の「帰国生選抜」は、例年10月上旬が出願期間で、10月中に小論文と面接による試験が科される。その他の学部も毎年9月から11月が出願期間となっており、小論文や英語の筆記試験など独自の試験が科される。医学部は本格的な学力試験を科されるが、その他の学部は出願要件に合っていれば、小論文と面接試験のみで受験できるケースも多い。同学では、前述の「三無主義」の学風のもと、海外で学んだ学生たちの個性を尊重し、その人ならではの視点で将来につながる学びを見つけてほしいと考えているという。

 

>>詳細はこちら 

帰国生を対象とした入学試験 

順天堂大学保健医療学部【東京都】

全国平均を大幅に上回る国家試験合格率

「医療系の国家資格を取得できる大学・学部は数多く存在しますが、学生の目標達成をサポートする丁寧な指導体制はどこにも負けないと自負しています。その証拠に、2023年度卒業生の国家試験合格率は、理学療法士100%、診療放射線技師99.1%といずれも全国平均を大幅に上回っています」 

順天堂大学保健医療学部【東京都】

少子高齢化が進む日本において、医療現場でも外国籍の人材登用がますます進むだろう。そこで、多国籍のチームをまとめるリーダーを担えるのは、語学力と専門知識を併せ持つグローバル人材であるのは間違いないだろう。

 

「医療人を目指すにあたり、日本と海外の大学では学べる内容や取得できる資格が異なります。将来どんな仕事をしたいのか、どんな世界で活躍したいのかを親子で一緒に考えて、目標実現に一番近づける進学先を選んでください。順天堂大学は、学生一人ひとりの夢実現に向けてサポートします」

 

 

次のページ:学生の声