【こうすれば良かった反省点】

・参加者が持ってきてくれたプレゼントが4人のどの子供のものなのか、混ざらないように入り口でプレゼントを受け取ってから、その置き場所を厳密に分けておくと良い(混ざりがちになったり、はっきりと宛先が書いていないものもあったりする)。
・会場となった小学校の体育館に着き、事前に予約の確認を取る際、学校がhalf term(学期半ばの一週間休み)に入ってしまっていたため、事務局と連絡が取れずにパニックになった。休みの期間の確認は大事!

 

【気になる国を超えての意思疎通】

 子育ての方針も家族の歴史も価値観もすべてバラバラな4つの家庭がどうやって、ただでさえこだわりたい子供の誕生会を共同開催できたのか、最も気になるポイントかと思いますが、結論から言うと「大丈夫!」。
共同開催したうちのママさんの一人は英語はあまり話さないかたでしたし、そもそも皆、国籍が違いました。もちろん風習も、誕生日会に対する熱量も全く違う! 細かいことを言えばケーキやスナックの中身、お土産にするgoodybagの中身までも好みや考えが分かれました。それでもお互いの違いに時には少しとまどい、もどかしく感じながらも相談を重ねて、当日は大成功な誕生会になったのは、最終的には「いかに当日を楽しく子供達にすごしてもらって良い思い出を作るか」という共通の目的があったからだと思います。
 共同で開催したの時のママさんの一人とはこれをきっかけに非常に親しくなり、翌年もその翌年も共同誕生会をしたくらいです。いまでも続いている、何でも話せる親友の一人になりました。
 

【振り返って思うこと】

不安なのは、最初は皆同じだと思います。そこから「えい!」の一歩を踏み出すことが

大事なのかなと思います。一緒に準備をしていく中で、どこの国の家庭であっても、誕生会を主催するのは親にとって大きなプレッシャーなのだということを知り、妙にほっとしたのを覚えています。共同開催ということでかなりのプレッシャーが取れて主催が楽しみになることは間違いないです。

国籍や母国語の違いは、共通の目的のために力を合わせることの妨げにはならないので「誕生会は共同で開催する」という選択肢があることを心の片隅に置いておいていただければと思います。